何を書いたら、どこから書けばいいのだろうか。
大学4年間は柔道部の合宿所ですごしました。
私が大学2年のある朝、阿部君(現東北学院大学柔道部監督)が私の部屋を訪れ、関西地方で地震があったことを知らせてくれました。地震って日常茶飯事じゃないですか?別に何にも興味ないし、もうちょっと寝かしてほしかったので、ぶっきらぼうに「分かった分かった…」と言い、そのまま布団から出ませんでした。そのうち後輩が訪れ、私の街を心配するかのように『大丈夫ですか?』
眠たい目をこすりながらNHK速報を見ました。
すると、阪神国道の今津あたりで高速道路が切れて、大型バスが前半分乗り出してるじゃないですか。
今津は私の庭みたいなもので、「おいおい、これ、ドッキリか?」てな感じでした。
すぐオヤジに電話しますが電話は通じず。NHKの映像は今津の北側を映し出す。それってうちのレストラン辺りやないか…。
寝起きだし、この信じられない光景にドッキリカメラじゃないかな…という疑いが半分、心配しているのが半分。空港に問い合わせをすると、伊丹空港は動いていないとのこと。
家族は無事でしたが家は全壊、レストランは半壊。友人は死亡、入院多数。最悪の経験でした。
そのとき、大学や柔道部、先生方から多くの励まし、救援物資(とくに水)をいただき、ソノことは一生涯忘れることはないでしょう。
いま、私の第二の故郷東北でそれ以上に悲惨な状況があります。地震と津波で1万人もの命が失われました。そしてもう1万人の行方が不明です。宮城県、岩手県の沿岸部って田舎なんです。そんなに人口密度はないにも関わらず、大多数の人が被災されてます。
数日前、前柔道部監督より先輩、後輩、友人の安否、大学の状況を少し知ることができ、少し胸を撫で下ろすことが出来ました。
このブログを読まれてる皆様、どうか10㌦でもいいですので、赤十字に寄付して頂けますでしょうか。
私自身は地震や津波の経験はありません。しかし被災経験はあります。オヤジと一緒に4日風呂無しの生活しました。水なしの生活しました。残酷です。とにかく飲み水が欲しかったのを思い出します。
どうか、仙台のみなさん、上を向いてください。今まで見たことのない美しい星を見つける事ができます。諦めないでください。神戸のように復興してください。頑張れセンダイ!!!!
■災害用伝言ダイヤルと伝言板利用エリアに制限あり
・利用方法は「171」をかけるとガイダンスが流れる。
・そのあと「1」をかけ電話番号を入れる
・一つの伝言あたり30秒の録音ができる。
・その音声の伝言は48時間保存されます。
■それを外から聞きたいときは
・「171」をかけたあとに「2」をかける
・被災地の方の電話番号を入れれば音声の再生が可能になります。
・つながらないと思ったら「171」をかければガイダンスが流れるので使用法を忘れてしまっても大丈夫。